第52回  イノキコールが鎮魂

9月25日14時。映画「アントニオ猪木をさがして」の製作委員会がオンラインで開催されました。20日の完成披露試写会を終えて5日が過ぎての製作委員会の開催です。
今回も予定時間がオーバーするほど私にとって価値のある内容でした。毎回感じるのですが、委員会に参加されている皆さん方は、いかに多くの方にこの映画を見てもらおうと真剣に考えています。
「仕事だから当然だ」と思う人もいるかもしれませんが、私は単に「仕事だから」と感じないぐらい熱いです。だからいつも感謝しながら参加しています。特に先日の試写会などで参加者の皆さんとリアル面談をしていますので、更に皆さん方に対して気持ちが入ります。

さて、今回も多くのことが検討・報告されました。
上映映画館が136館になりました。日本の映画館は大小含めて350館ほどあるとのことです。よって40%の映画館が上映してくれます。有難いことです。47都道府県の映画館が上映することも決まりました。また、映画の話題作りのためにテレビCMだけでなく、テレビの情報番組等にも取り上げて頂いております。紙媒体やネットニュース・ラジオ番組でも同様です。更に、映画に出演された方々がテレビやラジオで出演する時、映画の話もしている、との報告です。
例えば、講談師神田伯山さんの出演している番組の際にも映画の宣伝をしているとのことです。
以前に『この日は、「●●さんの出演も決まりました」と大物スターの出演も正式に決まった報告を受けました。無名時代の●●さんがアルバイト先で猪木と出会ったこの思い出は生涯忘れない、との出演の経緯を聞きました。改めて、猪木が多くの人に感化していることを知りました。なお、●●さんとは誰なのか。「情報解禁」になっていないため、ここでは名前は控えます。楽しみにしておいて下さい。』(第42回掲載)
と書きましたが、ご承知のように福山雅治さんです。その福山雅治さんのラジオ番組にも映画の宣伝をしてもらっているとのことです。

また、10月1日に「一周忌先行上映」としてTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われることが改めて発表されました。この上映も含めて、映画の終わりに「イノキコール」が起こればいいのか、それとも、猪木の命日なのでテンカウント等をして猪木を偲んだ方がいいのか、などの議論が出ました。私は「もし映画が終わり、自然発生的にイノキコールの大合唱が出れば最高です」と言い、「古い話で申し訳ないが、私の子供時代には映画館でスクリーンに向かっていい大人が頑張れー、など声を掛けていた純粋な時代がありましたが、猪木の映画だからこそできる声出しのイノキコールが出れば最高です」と話しました。テレ朝の幹部の方も「それこそ猪木への鎮魂です」

プロレスなら会場全体でイノキコールが沸き起こっても不思議ではないのですが、映画館でそれが出れば本当に最高です。スクリーンと観客が一体となってイノキコールが起これば、それこそ「アントニオ猪木」です。委員会も「追悼より盛り上げ」でいきましょう、となりました。

天国の猪木さん。そんな私を見てどう思っているのでしょうか。
怒っていますか?泣いていますか?笑っていますか?
たぶん猪木のことだから「映画が終わった後は、そんなんじゃねーよ」と彼の独特な世界観にもしかしたらイライラしているかもしれません。
猪木さん。いいアイデアがあれば連絡下さい。

映画「アントニオ猪木をさがして」予告篇映像
https://www.youtube.com/watch?v=Ci2oxAQE22E/

【お願い】
映画「アントニオ猪木をさがして」を見て頂けるなら、いや、見て頂けると思いますが、エンドロールの間に「イノキコール」をお願いします。

次回、10月5日に掲載予定です。
(「天国の猪木へ」は不定期掲載です)

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