第41回  猪木記念碑、着々と進む

本日、8月15日はお盆です。
明日16日は「京都五山送り火」の日です。猪木にとっては「初盆」になります。

8月のはじめに、アントニオ猪木ブロンズ像をお願いしている美術会社の社長から、私及び猪木の弟 啓介さんそして原悦生カメラマン連名宛でメールが送られてきました。
内容は、ブロンズ像の制作が順調に進んでいる、とのことです。
その中で「着色の工程に入るが、どのような色がいいか」との確認がありました。メールの内容から、「実際は、まさにいろいろあります。大きく分けると茶系と青系があります」とのことです。
そして、「茶系はイメージがはっきりしている対象者にむいています。人々の記憶や撮影画像にある方や存命の方です。青系は歴史・モニュメントにむいています。長い時間の経過を緑青の銅塩反応で味わい深く表現できます。」

正直言って、私には難解な質問です。こんな時は、遺族の方や長年猪木を撮影していたカメラマンにお願いするしかありません。すなわち、啓介さんや原さんに頼るしかありません。
いずれにしても、着々と「猪木記念碑」建立に向けて進んでいます。
また、建立の寄付金も集まっている、と猪木元気工場の青木社長より報告をもらっています。
以前にも掲載しましたが、既に「猪木家のお墓の改修及び猪木の顕彰碑や供養塔及びブロンズ像」
に対する費用は、遺族の方々からのご依頼もあり、私がその全ての責任を受け持つ事になりました。

ただ、猪木に親しい方々から「私たちも負担したい」とのお声をいただきました。
そういえば、池上本願寺の力道山のお墓に猪木とお参りした時、力道山ブロンズ像や顕彰碑のところに寄付をされた方々の名前が刻まれていました。
「寄付者のお名前を石柱に彫刻し末永く顕彰する必要がある」というアドバイスも多く頂きました。

発起人代表の挨拶状の中に、
『(略)この一周忌に向け 故人の菩提寺である鶴見の總持寺において猪木家墓所改修工事が着々と進行しております
墓石の改修の他 かの「道」の詩を彫った顕彰碑 供養塔などと共に故人のブロンズ像を敷地内に建立するという大規模な工事です
特にブロンズ像の制作に関しては 長期間にわたって慎重に取り組んでおり 文字通り記念碑的なものになると確信しております
つきましては この墓所改修及びブロンズ像建立にあたり 故人と特に縁の深かった皆様からのご寄付を賜りたい と考えております
皆様からのご浄財をもって本工事を完成させることが 故人への 何よりの供養となると考える次第でございます(略)』と書かれてあるように、猪木と特に交流のあった多くの友人・知人から建立したい気持ちがあります。
もちろん、寄付金で全額費用をまかなうことは考えていません。
理由は、案内状を限定した人数でしか発送していないことと、石柱に彫刻する人数が限られているからです。
そして、「この地」が「アントニオ猪木の聖地」になることは間違いありません。

次回、8月20日に掲載予定です。
(「天国の猪木へ」は不定期掲載です)

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