第36回  映画「アントニオ猪木をさがして」

7月12日に「猪木の映画」の情報が解禁されました。映画のタイトルは「アントニオ猪木をさがして」です。スポーツ紙やネットニュースで一斉に「アントニオ猪木をさがして」のティーザービジュアルが公開されました。
生前、私が猪木に伝えた映画のタイトルは「イノキ探し」でした。
病床の中で伝えた猪木はそのタイトルに大変満足な顔をしていました。タイトルに「イノキ」の名前が入っていたからでしょう。制作委員会での会合では「イノキ探し」を提案しましたが、実際には「アントニオ猪木をさがして」になりました。でもこうしてみると「アントニオ猪木をさがして」もいいタイトルです。これからは「猪木の映画」という表現を使わなくても良い訳です。

2023年10月6日に大手配給元ギャガにて全国公開される事も決定しました。
ポスターに「馬鹿になれ、とことん馬鹿になれ」が書かれてあります。
昨年、初夏に猪木に生きる希望を与えるために「猪木さんの映画を作ります」と話し、新日本プロレスの菅林会長に「猪木の映画を新日本プロレス創立50周年記念事業に取り上げて欲しい」と伝えてから約1年6ヵ月を経ての実現です。私にとってこの期間は生前の猪木がいて、そして猪木のいない時間を過ごし、長いような短いような、ただ歳月が流れる事の実感をしている期間です。

「天国の猪木さん。天国から見つめていますか。これからあらゆる媒体で猪木さんの映画〝アントニオ猪木をさがして〟が多くの人の目に触れます。そして上映日も決まりました。
ホッとしています。嬉しいです。そして残念です。悔しいです。寂しいです。

生前の猪木さんに見てもらいたかったです。そしてその時の猪木さんの顔を見たかったです!」

次回、7月20日に掲載予定です。
(「天国の猪木へ」は不定期掲載です)

【追記】
11日に各メディアに発信された「リリース」を添付します。

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