代表取締役 湯川 剛

4月6日。8時に私はOSG山田社長と合流。電車に乗り、夢洲(ゆめしま)駅に到着。
この日、私はOSG幹部と合流し、1週間後に開幕する「大阪・関西万博」会場に「万博関係者」として初めて行きました。多数の関係者が入場しており、本番さながらの雰囲気です。入場後すぐ、山田社長は私を「OSG無償給水機」が設置しているエリアに案内しました。大手飲料メーカーの自販機が並ぶエリアの横に「OSG無償給水機」がありました。私の正直な気持ちは、大手飲料メーカーの自販機と比較して、見劣りするようなイメージでした。山田社長は、自ら持参したマイボトルで試飲して見せました。「なるほど、そんな感じなのか」と思うと同時に、入場者がマイボトルを持参しなければ、この給水機はあまり活用されないのではないかと思いました。この「OSG無償給水機」が、その後テレビや新聞、そしてネットニュース等で大々的に取り上げられ、多くの入場者の方々がSNSで発信する事になるとは、この時点では夢にも思っていませんでした。
何度も言いますが、マイボトルがなければなんの活躍もできない給水機にすぎないのではないか、と山田社長が私に説明している程に正直感じていなかったのです。その後、社長や役員らとフードコートに行きました。テスト期間中であるにも関わらず、座る場所はほとんどありません。既に関係者でいっぱいでした。役員がビールにたこ焼き・餃子・から揚げ・寿司を買ってきてテーブルで頂きました。値段が少し高めでしたが、「大阪・関西万博」会場で頂くのはこんな感じかなと思いました。

ここで、私と彼らとは別れました。というのも、「大阪・関西万博」のシンボルである「大屋根リング」を最初に見た時、驚きと同時に早く上を歩いてみたいと思いました。「大屋根リング」は想像以上のスケールです。パンフレットによると「大屋根リング」の1周は約2kmとの事です。体感的には2km以上あるイメージです。今後、万博に訪れる場合に「大屋根リング」ウォーキングは外せないな、と歩きながら「100km歩くなら、50回以上は来なければいけないな」と勝手に計算していました。この日、私はマイボトルを持参していませんでした。そこで自販機でペットボトルを購入し、空になったペットボトルを持って無償給水機へ向かいました。最初に案内された、大手飲料メーカーの自販機が並ぶエリアには行かず、大屋根リング下にある無償給水機を見つけました。そこには自販機に見劣りしない、堂々とした「OSG無償給水機」がありました。私はここで初めての体験をするわけです。ところが、最初にOSG山田社長が私に見せた給水のように水が出てきません。私は驚きました。「あれ、なぜ出ないのだろう」と同時に、これは大変な事になると思いました。早速、山田社長に連絡しました。すると、「ペットボトルでは自動給水が反応しない」との説明でした。理由を聞くと、ペットボトルは透明なためセンサーが反応しないという事です。マイボトルの場合は、そのまま置けば上から給水される仕組みです。ペットボトルで給水する場合は、ペットボトルを持ち、センサーに掌を当てれば出ます、との事です。私は「いやいや、それは大変な問題になりますよ。説明なしの不誠実対応は逆宣伝になる危険性が大きい。開幕までに至急対応しなければならない」と言いました。これが「関係者だけが分かっているミス」です。このような事はいくらでもあります。この日、私が入場した最大の使命がここにあるのだと再認識しました。改めて、この日の入場に感謝しました。
その後、私はコンビニに行きましたが「現金支払はできません」と言われ、買い物を断念しました。出口で「通期パスチケット」の案内がありました。「大屋根リング」100km突破のためにも数十回は来るだろう、と通期パスアプリを3万円で購入しました。その前にOSG万博担当者から「関係者パスがある」と言われましたが、ここはあえて大阪府民として購入する事にしました。結果的には、万博期間中にこの通期パスを使用したのは1回だけでした。

いずれにしても、OSGが創立55周年記念事業の一環として取り組んだ「大阪・関西万博」無償給水機設置については、私はほとんどタッチしていません。この間、山田社長を中心として多くのスタッフが時には夜間活動をして「OSG無償給水機」の準備を重ねてきました。私は、「万博にOSG無償給水機あり」との記録を「余命10年宣言」で書き残しておきたいと思います。


次回、5月29日に掲載します。

ご意見、ご感想は下記まで
support@osg-nandemonet.co.jp