代表取締役 湯川 剛

この「人生はプラス思考で歩きましょう!」(略:人プラ)では、主にOSGおよびグループ会社の出来事を掲載しています。ただ、「アントニオ猪木」について掲載した時期がありました。掲載時期(519回 2022年10月10日~534回 2022年12月31日)以降は「天国の猪木へ」へ移行しています。

前回、「嵜本ベーカリー」案件に対し、役員を含め周囲から積極的な賛成の声はなく、更に関西で競合店同士でぶつかった「根上」の坂根社長との会話では、「強固な反対」を私に意見してくれました。しかし私は、心なしかこの話を聞く事をしていなかった、と掲載しました。それは「アントニオ猪木」の事があったからです。
前日の9月29日。今思えば、これが猪木との今生の別れになるのですが、私は猪木の手を握り、大阪へ戻りました。翌日、猪木の主治医と電話をし、「危機的状況からは抜け出した。ガリガリ君を食べたいと言った」との報告を聞き、私は「何とか10月11日以降までもたせてほしい」とお願いしました。電話を切った後、すぐに新日本プロレス会長に連絡し、「危機的状況から抜け出した。主治医には金額を問わないので、あらゆる手を尽くしてほしい、と伝えました」「何とか猪木に生きる勇気を与えたいので、映画の発表を10月10日にすることを関係者に伝えてほしい」とお願いしました。

こんな状況の中で迎えた2022年9月30日でした。よって、坂根社長からの「嵜本ベーカリーとの提携は強固に反対する」という貴重な声も、私は上の空で聞いていたような気がします。私の日記では、ここから以降はほとんど猪木の事について書かれていました。この事の詳細については、2022年10月10日から12月31日の「人プラ」、またそれ以降の「天国の猪木へ」をご覧下さい。

2022年10月1日。猪木、命を燃やし尽くしました。

2022年10月10日。新日本プロレス両国大会。本来であれば、この日に猪木の映画製作を発表する事になっていました。しかし、残念ながら新日本プロレスは発表しませんでした。会場では、猪木が亡くなったを追悼する10カウントが鳴り響いていました。

2022年10月30日日曜日。猪木が亡くなって1か月が過ぎました。私は、プロレスリング・ノア有明大会に来ていました。武藤敬司の引退試合に招待を受けていました。猪木が世に送り出した「闘魂三銃士」。その1人である武藤敬司の引退試合です。奇しくも、「1つの時代」の終焉をこの10月に感じた次第です。猪木が40歳の時、20歳前後だった武藤敬司・蝶野正洋・橋本真也、それに15歳の船木誠勝が私の家に来て、食事している写真が色褪せながら今も残っています。また、「猪木の死」をきっかけに疎遠であった身内からの連絡があり、猪木がこの状況を作ってくれたのかな、と思いました。

2022年10月は「猪木一色」でした。
私の気持ちを紛らわすために日々の仕事は容赦なく入り込んできます。そんな中にあって、「銀座に志かわ・幡ケ谷店」が10月4日にオープン。開業前事前予約が22250本というギネス記録を更新した事は、今でも強く記憶に残っています。


次回、8月1日に掲載します。

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