2022年7月に入りました。この月は、訴訟関係にあった猪木との和解が成立した月でもあり、私にとって非常に感慨深い7月です。詳しくは「天国の猪木へ」をご覧下さい。
また、ご承知のように、安倍総理が襲撃された7月8日、アメリカ時間の7月7日は「銀座仁志川・サンタモニカ店」のオープンの日でもありました。この日の事も、私にとって忘れられない出来事です。
銀座仁志川では、設立当初から海外進出を視野に入れていました。社名の由来である「仁志川」には、「人に志あり」と「あらゆる川は、イコール世界の海へ流れる」という意味が込められています(第544回 「銀座仁志川」社名決定 2023年4月1日掲載)。
さらに海外進出については、私と髙橋社長で当初から「欧米は髙橋・アジアは湯川」という担当を決めていました。さらに、海外第1号店は、アジア地域ではなく欧米地域から始める事も決めていました。欧米とは「パリ・ビバリーヒルズ・ニューヨーク」となっていましたが、結果としてビバリーヒルズには店舗がなく、同じロサンゼルス地区の「サンタモニカ店」が海外1号店になったわけです。サンタモニカ店は、日本のように店舗を構えるのではなく、「クラウドキッチン方式」を採用しました。理由は、投資面もさることながら現地の治安面がある、という髙橋社長の説明があり、私もその判断に同意しました。海外第1号店をアジアではなく欧米地域のいずれかで出店すると決めた理由は、やはり「銀座に志かわ」ブランドを構築するためです。イメージ戦略を優先したという事です。
私の7月7日の日記には、
「7月7日。本日、サンタモニカ店がオープンになった。2018年3月に銀座仁志川を設立した時から海外進出は1つの目的であるが、現実にこのように海を渡ってオープンになった事は感慨深い。今日、プランナーのN君と面談した。N君の話によると、新しい市場に参入したビジネスはブルーオーシャン状態であるが、いずれ他社が参入し、厳しい競争が起こるレッドオーシャンになる。ブルーオーシャン戦略とは、常に新たなブルーオーシャンを作り続ける事が宿命づけられている、との事であった。常にブルーオーシャンを作り続けるという事は、銀座仁志川にとって何なのか。5月から始まった「月初め食パン」は3回目を迎える。この『月初め食パン』は、銀座仁志川にとってブルーオーシャンとなりうるのか」
と書いてあります。
ビジネスにおいて、もうこれでいい、という事は永遠にありません。海外第1号店を出店した以上、次は第2号店、第3号店と出店しなければなりません。「海外第1号は欧米のいずれかのエリア」と決まっていたので、いよいよ次の第2号店はアジアに向けてです。
さらに、「月初め食パン」に続く新商品開発も待ったなしで要求されます。N君から教わった「ブルーオーシャン戦略」とは、ブルーオーシャンを作り続けるとの事でした。つまり、商品開発も必須項目です。「月初め食パン」は毎月新商品を発表し続けるシリーズですが、同時に、それ以外の新シリーズも発表しなければなりません。
私は、この後「銀座仁志川」のCMソングを手掛ける事になります。あわせて他社ブランドの買収にも動く事になります。
次回、6月20日に掲載します。
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