2021年7月9日。「第1回LMPノート改善プロジェクト」が発足しました。
「LMPノート」については、「人プラ」で既に掲載しています。
改めて、「LMPノート」と「明るさの磁場」は、「OSGが生み出した社内的文化遺産」としてOSG社内で標榜し、OSG社内教育の根幹に当たります。ここで再度、「LMPノート」について説明します。「LMPノート」が誕生したのは1987年(第109回 LMPノート 2009年7月1日掲載)。私が40歳の時です。この年は、生まれて初めてフルマラソンを走り、大学入学にも挑戦。まさに人生のターニングポイントにあたる40代に「LMPノート」が誕生しました。LMPは「Life Management Program(ライフ・マネジメント・プログラム)」の頭文字を取ったもので、文字通り「人生設計」を考えて開発されたものです。「人は、自分の過去や将来について考える時がある」として、「自画像を描く」事を例えにしてよく話していましたが、それをまとめたものが「LMPノート」かもしれません。今回、LMPノート4代目製作のプロジェクトを指示しました。
2021年当時に使っていた「LMPノート」は3代目にあたります。
初代(1987年~1990年)は、A4サイズのノート式です。ただ、持ち運びに難があり、アイデア等が閃いた時にその場で書けるものがあればいいな、という事で、2代目(1991年~2001年)が誕生しました。手帳型として11年間使用しました。2代目は、綴じ込み式のため、資料を加えたい時に不便を感じました。そこで生まれたのが、3代目(2002年~2021年)の穴開き式です。
当時はシステム手帳のカバーが多く出回った事もあり、2002年からはLMPノートの中身だけを作成し、カバーは各自が準備する事になりました。この3代目は長く使われ、20年間使用された事になります。初代が4年、2代目が11年、3代目が20年間使用されていました。
私は、常に社内の規程や決められた仕組みに対して「これでいいのか」と改善や見直しを行う事があります。3代目の「LMPノート」を20年間使っていると、当たり前のようになって「刺激さ」を失う場合があります。20年間とは、結構な年数です。入社した社員さんが、40代の中堅管理職になっています。それこそ社会人人生のほとんどをこの3代目LMPノートで過ごしたわけです。慣れ親しむ事はとても良い事ですが、それによって失うものもあります。先程言いましたが、「刺激」です。マンネリからは何も生まれません。そこで私は、「LMPノート改善プロジェクト」を発足し、更に使いやすいようにしてほしいと総務部に伝えました。
4代目「LMPノート」改善プロジェクトチームが発足し、私も第1回目に参加。
「第3代目は20年以上使っている。すなわち、皆さん方が入社した時から渡されたLMPノートがそのまま使用されています。活用されている皆さん方も当たり前のように使っている。この当たり前を見直してほしい。例えば、従来の・・・」という風に、基本的な事だけを説明し、来年から使用できるようにしてほしい、と期限を定めて退席しました。
LMPノートデジタル化の話もありましたが、私は常々幹部に「IT時代だからこそ、書かせる習慣をつけさせるように」と指示しています。よって、当分は従来の「書く」事を前提に、LMPノートを今後も使用していくと思います。
ちなみに、私は日記も含めて「Life Management Program(ライフ・マネジメント・プログラム)」的なノートを20歳から記載していて、約50冊近くになります。
そうです。自らの人生をマネジメントするシステムはおすすめです。
次回、11月20日に掲載します。
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