代表取締役 湯川 剛

2016年3月15日、私は7時半に羽田空港にいました。
前日、私はJF社の元副社長でもあり、ウォーターネットにも大変お世話になった飯沢氏の告別式に参列。この日の雨の告別式は生涯忘れないでしょう。
惜別の思いが翌日の羽田空港でも引きずっていたような気がします。空港のラウンジでコーヒーを飲みながら、多くの方々の協力なしで今日の私の存在は語れないと改めて思いました。

11時45分に上海に降りた私は、長喜工業団地に向かいました。
「水密碼館 ~Water Code~ 」設計の打ち合わせや長喜の孫董事長の6月20日開設等への打ち合わせに1日が過ぎました。
17日に私は上海から南京に高速鉄道(中国でいう新幹線)で移動。
18日、この日、私は南京空港から珠海空港を経てマカオに行く事になっていました。
マカオテレビ局の董事長との面談の為です。ちなみにマカオテレビ局の董事長は金鋭氏の妹婿に当たるので、金鋭氏とは義理の兄弟になります。面談目的は「IGF番組」を放映する為の打ち合わせです。OSGとしては私が動く事で「OSG CM」を無償で放映する事がIGFとマカオテレビ局との3社協議で決まっていました。
ところが南京空港で珠海空港が濃霧にて着陸出来ないとの事で珠海空港ではなく急遽、長沙空港に移動。長沙空港15時30分発にて広州空港17時着。その後、広州空港発の高速バスで珠海まで移動。17時30分に出発したバスは21時30分に珠海に到着。その後、マカオ国境に入りマカオテレビ局には22時30分に到着しました。本来は18時面談でしたが、23時からの真夜中の面談です。5時間の遅れです。お互い翌日にはスケジュールがあり、その日にスケジュールを消化しなくてはなりません。すべての業務が終わったのは1時前でした。その後に焼きそばをごちそうになったのを覚えています。
ホテルのチェックインが2時でした。私はこの日、南京のホテルで5時起床でしたので22時間起きていた事になります。

翌日19日、私はマカオから珠海に入境し、広州に入りました。中国版OSG CMの撮影に立ち会う為でした。
翌日20日、私は広州から武漢へと飛びました。
3月22日は国連が定めた「世界水の日(World Water Day)」ですので、中国ではこの前後に各代理店がお客様大会を開催します。21日の午前中にお客様大会に出席。
21日午後。私は武漢から洛陽に高速鉄道で移動しました。3時間の移動時間です。翌日、洛陽のお客様大会です。
22日、洛陽から安陽に高速鉄道で移動しました。23日、安陽のお客様大会出席です。
23日、安陽のお客様大会には900人が参加しました。安陽から車で邯鄲に移動。その日の午後に邯鄲お客様大会に出席した私は、17時45分発の飛行機で天津空港まで行きました。到着は20時30分。そこから車で倉州市に移動し、23時に到着しました。
ところが、ここで倉州代理店の不手際があったのか、ホテルでチェックインが出来ません。いろいろ交渉してみましたが、その間1時間程、待機していました。結局、部屋に入ったのは零時を回っていました。
24日。午前中に倉州お客様大会に出席した私は、昨日の逆回りで倉州から車で天津空港に行き、天津発上海行きで18時に到着。そこで改めて「水密碼館 ~Water Code~ 」の設計事務所との打ち合わせがあり、翌日上海発で羽田に16時45分到着。
羽田から品川駅に移動。ここで18時30分と20時の商談が入っていました。

11泊12日の中国出張を終えた私は、既に飯沢元副社長との突然の別れへの悲しみや更に首に抱えている難病の事は忘れていました。こうして仕事が止まる事無く前に進むことにより現実の生活に戻していくのだなと、改めて品川駅での仕事を終えた後、一人で歩きながら考えました。

(次回に続く)

ご意見、ご感想は下記まで
support@osg-nandemonet.co.jp