代表取締役 湯川 剛

『「人プラ」の数年間の掲載は、中国ビジネスと水宅配ビジネスについて交互に掲載していましたが、WN社の「社長卒業」をもって「人プラ」での水宅配ビジネスに関する掲載は今回で終わりたいと思います』※WN社(ウォーターネット 略)
第434回にそう掲載しました。
しかしふと、「WNオーナー会」について取り上げていなかったのではないか、付け加えておきたいと思い掲載します。
「WNオーナー会」は思い出深く、また数多くの方々にご協力頂いて運営されてきました。それを書き綴るとまた数回になりますので、今回の掲載でまとめたいと思います。

さてWNの社長は辞任しましたが、会長職で残る事になったのは全国の加盟店で構成する「WNオーナー会」への〝重し〟的役割がある為と、その理由を以前にもお話ししました。「WNオーナー会」は文字通り、加盟店のオーナー会ですのでオーナー会会長は本来、加盟店オーナーから選出されるものですが、会長は㈱ウォーターネットの人員が就任します。
これはいろいろな配慮からで、ここでの説明は省きます。
実際の活動については、加盟店オーナーから選出された理事の中から副会長を2名選出。
実質的にはこの副会長2名を中心に運営されます。つまり「WNオーナー会」の実質のトップは副会長で「名」の会長と「実」の副会長という構図です。この仕組みは私の考案です。

私がWNの会長に就任して初めての「ウォーターネット秋のオーナー会」は、13年10月16日に開催する事になり、いくら「名」だけのオーナー会会長でも多少の存在感を見せておかなければならない (笑)と、特別ゲストに「大物」を呼ぼうと以前から密かに計画。
それが前伊藤忠商事会長であり、前中国特命全権大使の丹羽宇一朗氏です。
大物講師の丹羽氏との関係は私のネットワークではなく、WNパートナー企業のジャパンフーズ社の本所前社長の協力で実現しました。

この特別講演は「ウォーターネット秋のオーナー会」のメインでした。
予想通り、素晴らしい講演でした。特に中国特命全権大使時代の話はなかなか聞けるものではありません。参加したオーナーの皆さんの声も好評でした。自分で立案した企画が当たった時はなかなか気分がいいものだと、自画自賛する嫌なタイプの私です。

ちなみに現在の「WNオーナー会」は私の時代より、格段とコミュニケーションはいいです。
山田WN社長のきめ細やかな対応で理事経営交流会やプラント勉強会・販売勉強会・品質会議等、多彩に開催しています。
また環境省と取り組み「熱中症予防声掛けプロジェクト」に参画し、毎年3年連続最優秀賞を受賞。それに比較して如何に私の時は大雑把であったかと反省し、ひとえにオーナーの皆さん方の温かい包容力で、許して頂いていたのだと改めて感謝しています。
この「感謝」を掲載し忘れしていたので今回の掲載した次第です。

次回からは久しぶりに2013年~14年の中国ビジネスについてお話しします。

 

【追記】
2019年12月20日付の追記に、下記のような文章を書きました。
『「人プラ」は、ほぼ10年前の話を書き綴っている状況です。
このペースで進行していると2020年の創立50周年の事は、10年後の2030年に書くという事になります。私が83歳です。
認知症を発生してしまっているかも・・・と、心配にもなります。
なので、スピードを上げ気味に進めて1年で2年分を掲載したいと思います。
2020年12月末までに2014年12月末までを書き終えたいと思っています』

昨年末のこの時期、既に中国の武漢では「新型コロナウィルス」が発生していた訳ですが、世界中を震撼させる感染症になるとは知る由もなかった訳です。

さて、そのような計算でいくと、2020年の「新型コロナショック」の出来事は5年後の大阪・関西万博開催の2025年辺りで78歳でしょうか。大丈夫? 頑張るぞ!

(次回に続く)

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