代表取締役 湯川 剛

4月17日 日曜日、OSG社員さんの結婚式出席の為に福岡に飛びました。
夜、高山アクアC大阪支社長と合流。以前に福岡の加盟店でアタック陣営に移籍しそうな気配の加盟店を何とか止めてほしいという事で翌日にその経営者との面談に対して話し合いました。
翌18日、福岡加盟店の九州商事(仮名)を訪問。以前、マスターズリーグで福岡球団のオーナーをしていた関係で面識はありました。
九州商事社長が「いや、湯川さん久しぶりです」から始まっての会話から、自分達デペロッパーが水宅配事業に参入するよりOSGが水宅配事業に参入する事は自然な事ですと話が進みました。ところで本日は何の用件かとの話から、高山支社長が言葉をつなぎました。
「実は社長、アタックに行かないで我々新生アクアCの加盟店で引き続きしてほしい」の話をしたのですが、私はその時の高山支社長の態度に、椅子から転げ落ちるくらいに驚きました。

それは人にお願いする態度ではなかったのです。高山支社長は何と足を組んで、体は仰け反り腕を組みながら、横柄な態度で話をするではありませんか。私は他社の幹部とはいえ同席していることが恥ずかしくなるくらいでした。当然の事ながら相手の社長も同席した幹部もその態度に最初からありありと顔に不満が出ていました。遂にある話から社長の逆鱗に触れ、
「我々は新生アクアCには行かない。この日でアタックに行く事が決定した」となりました。
応援の為に同席した私も内心「それは断られても仕方が無い」と納得していました。

私は大阪に戻り、その夜、その支社長に電話できつく注意をしました。
「あの態度は何ですか。人にモノを頼む時の態度ではないでしょう。もっと謙虚に対応しなければならない。特に水宅配ビジネスは、言ってみればベンチャービジネスです。石油会社のような基幹産業とは違うんです」と自社の社員のような気持ちで注意をしました。

翌日、アクアC吹田プラントの中田支店長が旧アクアCジャパンから引き続き新生アクアCに移籍した多田開発部長(仮名)らを連れて面談したいと携帯電話に連絡がありました。
先日、何か話したそうな顔をしていた中田支店長です。私はこの時、新生アクアCに私の知らない何か事情めいたものがあるのかなと直感的に感じながら電話を切りました。

こうして4月も水宅配事業参入に向けて、動きし出しました。
旧アクアCジャパンから移籍した社員達は私に何を相談するのか。
アタックとアクアCとの加盟店争奪バトルはどのようになるのか。
そしてOSGにとって水宅配ビジネスは、今後はスムーズに進むのか。
また、次々と予想外の出来事を引き起こすのか。
いずれにしろ、ベンチャービジネスは実績の無い分、手探りで前に進む大変な仕事でもあるが刺激的であるのも事実です。

4月の言葉「もっと学ぶ(謙虚)好きになる(情熱)諦めない(信念)」は、
やはり私にとっても必要な「4月の言葉」でした。

(次回に続く)

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