代表取締役 湯川 剛

新年明けましておめでとうございます。
2013年、今年もよろしくお願いいたします。

さて昨年も月2回の「人生はプラス思考で歩きましょう!」を掲載できた事に、感謝します。

何度も掲載の経緯をお話していますが、2004年の秋に社員さんから「ホームページの中身は常に更新しなければならない」という事で、更新の中に私にOSGの歴史を兼ねた掲載依頼がありました。私は即座に「文章能力もない私が書ける筈がない。」と断りましたが、その社員さんが「誰も読んでいませんから」と妙な説得力に納得し、書き始めたのが2005年1月1日からの掲載ですので本日でちょうど8年間となります。月2回ペースですので191回ですが、これ程続くとは思っていませんでした。

時系列で話している従来の掲載ですが、本日は新年を迎えての事ですので、それに相応しいお話をしたいと思います。

お話は、昨年12月21日に共同通信のニュースからです。
米国調査会社ギャラップ社が世界の国民の「前向き度」を調べたところ、上位10カ国に中南米の8カ国が入ったとの事です。ニュースでは中南米の人は楽天的と書いてありました。
同社は148カ国の国民1000人ずつに電話や対面で前日に「面白い事があったか」「たくさん笑ったか」など5項目を質問。それぞれに「ハイ」と回答した比率の平均を算出したものです。ちなみに国民の前向き度における日本の順位は、59位だったそうです。

もし、これが日本企業の社員さんの「前向き度」を調べたとしたら、OSGグループは何位に入っているのかなと思いました。

さて、こんなラッキーな話があります。
昨年12月10日といえば、ホノルルマラソンを走った翌日の出来事です。
私は知人の会長ご夫婦とハワイ島にあるコナに行く事になっていました。私はハワイ島が初めてです。日本から来るのでホノルル国際空港で、朝10時に待ち合わせをしていました。
ところが到着予定の9時30分が大幅に遅れて、12時30分着との事でした。

しかし国際空港ではなく、国内空港に移動してのホノルル発ハワイ島・コナ行きのフライトは12時との事で、ゲートには少なくとも11時30分には入っておかなければなりません。
私はホノルルの国内空港もどこにあるのか、知らないのです。
しかし、私はこの大幅な遅れを知った時、心の中で「ラッキー」と叫びました。
本来ならばパニックになってもいいと思います。ではなぜ、ラッキーと思ったのでしょう。
それは自分ひとりでハワイ島・コナに行く為の体験が出来ると思ったからです。
もしこれが会長ご夫婦と合流して行くならば、手続きの仕方も今ひとつ身に入らないと思います。自分で手続きをし、搭乗し、コナ空港で待つ。とてもいい経験でした。
もし、これが「時間も迫ってくるし、どうしよう。どうすればいいのだ。」と嫌な気持ちにスイッチを入れると、発想が変わってきます。ところがラッキーだと思えば前向きに対応する事が出来るのです。
もし嫌だなと思えば、全てやる事、為す事が消極的になり、僅かな時間でも不安な時間になるのです。僅かな時間くらいならいいのですが、常にそのようなマイナスな思考回路が積もり積もって長い年月になってしまうなら、それは大変です。

今年もつらい経験や厳しい体験、思いもよらぬ困難が数多く私の前に来るでしょう。
しかし持ち前の前向きで陽転思考で、その難局を乗り切りたいと新しい年、新しい心で新たな決意と致します。

全て「人生はプラス思考で歩きましょう!」

(次回に続く)

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