06年、新しい年が明けました。
元旦早々、元社員さんがお正月の挨拶にと訪ねてきました。夫婦とも元社員さんで奥さんの実家が九州で果樹園をしている関係から大阪在住のMさんはOSGを退社して九州に移りました。お正月なので帰ってきたと新年の挨拶。翌日、Mさんファミリーとお好み焼きパーティ。

1月4日の初出式を終えた私は、恒例の「お年玉1000人配り」の本社関係を済ませて、5日には上京。15時頃に企業再生支援ビジネス社を訪問して、初のお年玉を配りました。
5日の日記に「18時に私と石塚さん・澤本さんと3人だけのぶっちゃけトークをした」と書いてありましたが、どんな話しをしたのか、今は覚えていません。

1月は決算月でもありましたが、私の殆どの時間は水宅配事業に対する動きに費やしていました。藤本さんとの打ち合わせ等も昨年とは比較出来ない程に、頻繁に会っていました。
また水宅配事業の周辺商品として静岡にある水宅配用ガロンボトルを製造しているマガキ化成との出会いも、この時期でした。

マガキ化成の本業は自動車部品のメーカーであるとの事でしたが、新事業として水宅配用のガロンボトルを生産していました。新事業のきっかけは、倒産したアクアCジャパンからの提案だったようです。日本の真ん中に位置するエリアにガロンボトル生産工場があれば、全国満遍なく輸送出来るのではないかと静岡の工場を探していたとの事です。
当初はそれ程、普及するとは思っていなかったのでしょうが、倍々ゲームで生産高が増え、その結果「独占状態」との事でした。それだけにマガキ化成の間垣社長は常に強気の態度でした。
ガロンボトルが無ければ水宅配ビジネスは成立せず、間垣社長が強気な経営をする事は内心、理解も出来ましたが、購入側から見れば要注意でした。
この間垣社長とは後日、大きな問題に出会うのですがこの時はまだ知る由もありません。

松の内が過ぎた1月13日、私は博多にいました。元OSGの社員さんのKさんが独立をして化粧品通販会社を経営。なんと彼の会社は04年にジャスダック上場していました。そのKさんの依頼で社員さん向けに私はセミナーを行なう為です。とても嬉しい話です。

OSGの元社員さんが他社で活躍をする。独立して経営者になる。実家の経営を引き継ぐ。
OSGを退職した後、様々な社会での活躍をしていますが「OSGに入社してOSGの社員教育が非常に役に立っている」という退職された社員さんの声を聞くと嬉しいものです。
実はOSGでは退職してもOSGの職場への出入は自由です。私の考えでは、せっかく人生の途上で出会ったOSGと社員さんとの関係は退職した瞬間に切れるものではありません。そこには何か「縁」があったからです。退職しても人生との出会った事実を大事にしています。
ちなみに退職された社員さんがOSGに戻り、活躍をしている事例も数多くあります。

果樹園を経営しているMさんやジャスダック上場を果たしたKさんの頑張っている姿を見れば、来年還暦を迎える私としても負けられないと改めて決意しました。

06年もがんばるぞ!

(次回に続く)

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